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2018.06.13

G7(先進7ヵ国首脳会議)、米朝首脳会談

1.昨日、歴史的な米朝首脳会談が行われました。その結果について、シンガポールを離れた直後のトランプ大統領から(大統領専用機エア・フォース・ワンの中から)、安倍総理に直接電話があり説明を受けました。
特に、拉致問題について、トランプ大統領が、安倍総理の考えを明確に金正恩委員長に伝達したことを確認しました。また、金正恩委員長が、トランプ大統領に対し、朝鮮半島の完全な非核化を迅速に進めていくことを明確に約束したという大きな成果がありました。これまで安倍総理が主張してきた通り、北朝鮮に圧力をかけ続けた結果だと思います。いずれにしても、北朝鮮問題の解決に向けて大きな一歩を踏み出しました。

2.これに先立ち、安倍総理に同行し、日米首脳会談、そして、カナダで行われたG7シャルルボワ・サミットに参加しました。日米首脳会談では、米朝首脳会談を直後に控え、北朝鮮問題への対応について、事前に綿密な摺り合わせを行い、また、G7サミットでは、報道されているとおり、安倍総理が首脳間での様々な議論をリードするのを補佐した次第です(写真)。

3.北朝鮮問題については、安倍総理が議論をリードし、G7の首脳間で、「(核兵器を含む)すべての大量破壊兵器や弾道ミサイル等について、完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄(いわゆる“CVID”)を求めること」、「拉致問題について、即時に解決するよう北朝鮮に要請すること」で完全に一致しました。同時に、非核化等に関し、北朝鮮に決定的かつ不可逆的な行動を取らせるため、強固な圧力を維持することも確認しました。

4.また、貿易問題については、各国が有する関税、非関税措置、補助金等を巡り白熱した議論が交わされましたが、報道のとおり、議論の終盤に、トランプ大統領から「シンゾーに従う、あとは纏めてくれ。」との発言があり、それを受けて安倍総理から「ルールに基づく貿易システムを発展させていく」との文言を提案し、これがきっかけで、最終的に、「ルールに基づく国際的貿易体制の極めて重要な役割を強調すること」、「WTOを近代化しより公正にすること」、「関税障壁、非関税障壁及び補助金の削減に取り組むこと」等の文言で、首脳コミュニケ(共同宣言)がまとまりました。
安倍総理が極めて大きな役割を果たされたわけです。
(ただ、議長役トルドー・カナダ首相によるサミット後の発言に対し、トランプ大統領が反発し、「コミュニケに合意しない」と言い出す等若干の混乱も生じています。)

5.いずれにしても、今後、米国が中心となって、北朝鮮の完全な非核化に取り組んでいくことになります。また、トランプ大統領が、米朝首脳会談で拉致問題を提起してくれたことを受け、日本として拉致問題の解決に直接取り組んでいくことになります。今後、韓国、中国、ロシア、そして国際社会と連携しつつ、拉致、核、ミサイルの包括的な解決に向けて、全力で取り組んで参ります。引き続きのご指導ご支援のほど、よろしくお願いします。

【テレビ出演のお知らせ】
○6月13日(水)20:00~21:00頃『BSフジ・プライムニュース』
「米朝首脳会談を徹底検証・・・朝朝鮮島情勢の今後」(仮)

(写真/出典:官邸ツイッター)
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