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経済再生・新型コロナ対策担当大臣に再任、感染防止と経済活動の両立へ
1.9月16日の菅新政権の発足に伴い、経済再生、TPP、新型コロナウイルス感染症対策担当、全世代型社会保障改革担当大臣に再任されました。感染拡大の防止と経済社会活動の両立という我が国の最重要課題を引き続き担当することになりました。新たな日常の構築に向け、全力で取り組んでまいります。

2.現在の感染状況や専門家のご意見も踏まえつつ、10月1日からGoToトラベル事業に東京発着分を追加するとともに、各地でGoToイート事業が始まっています。今後は、GoTo商店街、イベントの各事業がスタートします。GoToトラベル事業では、これまで1,689万泊、735億円(要確認)の予算が活用され、全国各地の観光地、旅館等は賑わいを見せるようになっています。GoToイート事業では、飲食店も利用者が増えているようです。
GoToイート事業では、食べログなどのオンライン予約した場合に、夜の時間帯は1000円分、それ以外の時間帯は500円分のポイントが付与されます。また、購入額の25%を上乗せするプレミアム付き食事券も発行され、兵庫県では、10月14日から申し込みが開始され、10月29日から販売されます。「GoToEatひょうごキャンペーン」のホームページで販売されます。この間、厳しかった飲食業や観光業の方々を支えつつ、同時に、厳しい状況にある方への支援にもつながります。

3.また、9月19日からはイベントの開催制限の緩和を行い、感染防止策を講じた上で、プロ野球などの大規模イベントは5,000人の上限をなくし収容人数の50%まで、クラシックコンサートや歌舞伎などは100%に上限を緩和しました。
また、現在、初詣を含む年末年始の様々なイベントの取り扱いについて検討中です。神社の参拝では、マスクの着用、三密の回避などで感染者は報告されていませんが、初詣は人出も多く密が発生する可能性があります。今週中にも検討会を立ち上げ、初詣を含めた屋外におけるイベントのあり方、映画館等において食べ物を提供する場合の制限をどうするかなどについて、スパコン富岳を使ったシミュレーションを踏まえつつ、専門家にご議論をいただき、来月上旬を目途に、必要な感染防止策をお示しする方向で検討を進めます。

4. 今後、雇用対策に注力していきます。4月に652万人だった休業者数は8月には191万人と雇用調整助成金の下支えもあって例年並みにまで減少しました。また、米国・中国経済の回復に伴う輸出、生産の増加により製造業で残業時間が増えるなど、雇用・所得環境は改善していますが、引き続き、IT、物流、医療・介護など求人が多い分野へのマッチング実現、職業訓練・求職者支援訓練、トライアル雇用などの取組を通じてしっかりと雇用を下支えしていきます。
経済を成長軌道に乗せていくため、まずは1次、2次補正予算を迅速に執行し、感染状況や経済動向を見極めつつ、必要に応じて躊躇なく臨機応変かつ時機を逸することなく対策を講じていきます。

【テレビ出演のお知らせ】
10月14日(水)20:00〜20:40 BSフジ プライムニュース
西村康稔経済再生相と櫻井よしこ氏に問う・・・菅政権の課題
  • 菅新政権の発足に伴い、経済再生、TPP、新型コロナウイルス感染症対策担当、全世代型社会保障改革担当大臣に再任されました。
    (2020年9月16日)
  • 沖縄・国際通り商店街視察
    (2020年10月2日)
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